加茂若宮神社
加茂若宮神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 07:09 UTC 版)
加茂若宮神社 | |
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所在地 | 岐阜県飛騨市神岡町殿486 |
主祭神 | 賀茂御祖大神 |
社格等 | 郷社、銀幣社 |
創建 | 不詳 |
加茂若宮神社(かもわかみやじんじゃ)は、岐阜県飛騨市神岡町(旧・吉城郡神岡町)にある神社。
概要
瑞岸寺に隣接する。
飛騨国式外社十社の一つの「正六位上加茂若宮神社従五位下」と推測される[1][2]。
創建時期は不詳。
江馬輝経が高原諏訪城を築城したさい、加茂若宮神社は鬼門に位置していたことから城の守護神とする[3]。寛喜二年(1230年)江馬朝方(江馬輝経の子)により、上下の社殿、山ノ神祠、床浦祠を合祀し、現在地に移転[3]。その後戦乱で荒廃したが、天正十四年(1586年)に金森長近の家臣、山田小十郎(神岡城城代)により再興する[3]。
1871年(明治4年)に村社となる[4]。1917年(大正6年)に諏訪神社、白山神社、天満神社などを合祀[4][3]。同年、郷社となる[4]。
1948年(昭和23年)に岐阜県神社庁より銀幣社の指定を受ける[4][3]。
主祭神
相殿
境内社
- 諏訪神社
- 白山社
- 天満社
- 山神神社
- 床浦神社
- 江馬神社
- 江馬氏代々の霊神
脚注
注釈
出典
参考文献
- 土田吉左衛門 編『飛騨の神社』飛騨神職会、1987年4月。国立国会図書館書誌ID:000001983469。
- 飛騨市教育委員会 編『神岡町史 通史編 Ⅱ』飛騨市教育委員会、2008年。
外部リンク
- 加茂若宮神社 - 岐阜県神社庁
- 加茂若宮神社のページへのリンク