分布・沿革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 03:41 UTC 版)
メソダーモケリス・ウンデュラータス Mesodermochelys undulatus の化石は、旧穂別町のマーストリヒチアン前期の函淵層群で発見され、帝京科学技術大学の平山廉と穂別町立博物館の地徳力により1996年に新属として報告された。平山は、そのほか洲本市、旧塩江町のマーストリヒチアン前期の和泉層群、中川町のカンパニアン前期の蝦夷層群から発見された化石についても同種であると主張している。 2016年現在において、日本以外から本属の化石が発見されていないことから、日本近海の固有種であったと考えられている。また、日本において同時代に他のウミガメ化石の発見が少ないことから、日本近海における優占種であったと考えられている。
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