共同保険の実務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/10 01:49 UTC 版)
通常は、責任分担割合が最も大きな会社が幹事保険会社となり、契約者との契約交渉窓口となるが、契約者との関係が深い保険会社が責任分担割合が小さくても契約交渉窓口となるべく幹事保険会社となることもある。共同保険契約である保険証券は、幹事保険会社が代表して発行し(代表保険証券)、そこには各引受保険会社の分担割合が記載されるので保険契約者は各引受保険会社の責任分担割合を確認できる(註 保険会社が経営破綻する例もあり、この責任分担割合の確認は重要である)。保険契約者は、幹事保険会社を通じて、複数の保険会社と同一内容の保険契約(契約の束;bundle of contracts)を同時に締結していることになる。
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