全日本職場美術協議会とは? わかりやすく解説

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全日本職場美術協議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 07:28 UTC 版)

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全日本職場美術協議会(ぜんにほんしょくばびじゅつきょうぎかい)は、職場の美術サークルの協議体。

1947年3月20日に結成され、同年から毎年1回、東京都美術館で「職美展」を開催している。

略称は、「職美協」、または「SHOKUBI」。「職場の中から美術を、職場の中へ美術を」がスローガン。

東京都主催で1948年から開催されてきた「勤労者美術展」(略称は勤美展[1])や各地の「勤労者美術展」とは無関係。

経歴

  • 1947年3月20日に結成され、東京都美術館で第1回「職美展」を開催。
  • 1954年7月、国鉄美術連盟が発足し、以後、職美展に30点から40点前後の作品を出展[2]
  • 1971年、職美展に、国鉄美術連盟から51点の作品を出展[2]
  • 1985年12月、『素描』(全日本職場美術協議会素描集編集委員会編)刊行。
  • 1991年12月、「東京都美術館の借館料入場料の大幅な値上げを行わないとともに、管理運営の法人組織化や民間委託をしないよう求める」請願書を日本美術会美術家平和会議とともに。東京都議会に提出[3]
  • 2003年7月28日、日本美術会、美術家平和会議とともに、東京都生活文化局、東京都美術館と懇談。都美術館の維持継続、美術館の改修の際の代替施設準備などを申し入れる。
  • 2006年8月、頼近美津子司会、東京交響楽団出演の「子どもたちと芸術家の出あう街2006“夏祭り”」の実行委員会に日本美術会、美術家平和会議などともに参加[4]
  • 2007年12月、『職美協の歩み : 結成から60年(1947年〜2006年)』(全日本職場美術協議会)刊行[5]

出典

  1. ^ 近年は東京都と財団法人東京都中小企業振興公社主催、2009年の第62回で終了。
  2. ^ a b 国労の文化運動
  3. ^ 日本美術会と日本アンデパンダン展の略歴日本美術会サイト内
  4. ^ Let's Enjoy TOKYO
  5. ^ 書誌情報国立国会図書館

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