光智とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 光智の意味・解説 

光智

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/01/02 15:20 UTC 版)

光智(こうち、寛平6年(894年) - 天元2年3月10日979年4月9日))は、平安時代中期の華厳宗の僧。大僧都。山城国(現在の京都府)出身。姓は平。

経歴

東大寺で良緒に師事。東大寺五師を経て天暦4年(950年)、東大寺別当となると伽藍の修理とその財源の調達に尽力、「東大寺封戸荘園并寺用帳」を作成するとともに、伊賀国(現在の三重県玉滝杣を東大寺荘園とした。応和元年(961年)、村上天皇の勅命で尊勝院を東大寺境内に創建すると、勅願所として10人の僧を置き華厳宗の拠点としたという。

参考資料

  • 永村真『中世東大寺の組織と経営』塙書房、1989年
  • 鎌田茂雄『中国華厳思想史の研究』東京大学出版会、1965年

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「光智」の関連用語

光智のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



光智のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの光智 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS