先島の先史時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:34 UTC 版)
2013年のRISEC News(持続的環境文化研究所、西九州大学発行)によると、この遺跡の最下層から4200年前の年代測定がでている。先島諸島の先史時代は通常、前期と後期にわかれている。約2800年 - 1000年前の先史時代後期は無土器文化として知られ、シャコガイの貝斧が代表的な遺物である。イノシシも食べていたが、主にシャコガイ、サザエ、魚類のブタイを主に食べていたようである。先史時代の前期と後期の間に空白期があったとされるが、この遺跡で3300年前という年代が測定され、今後の研究が待たれる。文化的に台湾との交流が考えられているが、遺跡からは先島の文化は個性が強いとされる。
※この「先島の先史時代」の解説は、「長墓遺跡」の解説の一部です。
「先島の先史時代」を含む「長墓遺跡」の記事については、「長墓遺跡」の概要を参照ください。
- 先島の先史時代のページへのリンク