信仰を信じること(belief in belief)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 15:32 UTC 版)
「ダニエル・デネット」の記事における「信仰を信じること(belief in belief)」の解説
ある宗教とその神を信じるという営み(礼拝などの宗教活動)は、行動レベルにまで還元すると、その宗教が真であってほしいと願う者の行動と区別することは出来ない。デネットの例にしたがって宗教を民主主義で置きかえて考えてみると、例えば私たちが選挙に行くとする場合、私たちは民主主義を信じているからそうするのか、それとも民主主義を信じることは正しいと信じてそうするのかを区別するのは難しいということである。「信仰を信じること」という概念を通してデネットは、信仰という行為のもつとらえがたさを指摘している。
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