保存UID (saved UID)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 15:57 UTC 版)
「ユーザー識別子」の記事における「保存UID (saved UID)」の解説
保存UID (suid) は、特権を高めて動作中のプログラムが一時的に非特権的な仕事をする際に使用する。実効UIDが特権のある値(通常は root)だったものを非特権的な値に変更する際、以前の特権的なUIDを保存UIDのスロットにコピーする。特権状態を元に戻すとき、保存UIDの値を実効UIDに戻す(非特権的プロセスが実効UIDとして設定できるのは、実UID、保存UID、実効UID - つまり変更しない - の3種類しかない)。
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