例:スターリングの公式とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 例:スターリングの公式の意味・解説 

例:スターリングの公式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 03:50 UTC 版)

ラプラスの方法」の記事における「例:スターリングの公式」の解説

ラプラスの方法スターリングの公式 n !n n en 2 π n ( n → ∞ ) {\displaystyle n!\sim n^{n}e^{-n}{\sqrt {2\pi n}}\quad (n\to \infty )} の導出用いることができる。ガンマ関数の定義から n ! = Γ ( n + 1 ) = ∫ 0 ∞ e − t t n d t {\displaystyle n!=\Gamma (n+1)=\int _{0}^{\infty }e^{-t}t^{n}\,dt} が得られる変数変換 t = nx考えると dt = ndx ゆえ n ! = ∫ 0 ∞ e − n x ( n x ) n n d x = n n + 1 ∫ 0 ∞ e − n x x n d x = n n + 1 ∫ 0 ∞ e − n x e n lnx d x = n n + 1 ∫ 0 ∞ e n ( ln ⁡ x − x ) d x . {\displaystyle {\begin{aligned}n!&=\int _{0}^{\infty }e^{-nx}(nx)^{n}n\,dx\\&=n^{n+1}\int _{0}^{\infty }e^{-nx}x^{n}\,dx\\&=n^{n+1}\int _{0}^{\infty }e^{-nx}e^{n\ln x}\,dx\\&=n^{n+1}\int _{0}^{\infty }e^{n(\ln x-x)}\,dx.\end{aligned}}} この積分ラプラスの方法適用できる形である。いま f(x) = ln x − x とおけば、これは二階微分可能で、 f ′ ( x ) = 1 x − 1 , f ″ ( x ) = − 1 x 2 . {\displaystyle f'(x)={\frac {1}{x}}-1,\quad f''(x)=-{\frac {1}{x^{2}}}.} よって関数 f(x) は点 x0 = 1 でのみ最大値 f(x0) = −1 をとり、f′′(x0) = −1 である。したがって n !n n + 1 e − n 2 π n = n n e − n 2 π n ( n → ∞ ) {\displaystyle n!\sim n^{n+1}e^{-n}{\sqrt {\frac {2\pi }{n}}}=n^{n}e^{-n}{\sqrt {2\pi n}}\quad (n\to \infty )} となる。

※この「例:スターリングの公式」の解説は、「ラプラスの方法」の解説の一部です。
「例:スターリングの公式」を含む「ラプラスの方法」の記事については、「ラプラスの方法」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「例:スターリングの公式」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「例:スターリングの公式」の関連用語

例:スターリングの公式のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



例:スターリングの公式のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのラプラスの方法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS