例外のパラドックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 15:57 UTC 版)
「例外のない規則はない」という規則に例外はあるか。(例外があると仮定しても、無いと仮定しても自己矛盾する)
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例外のパラドックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 01:33 UTC 版)
例外のパラドックスは、嘘つきのパラドックスやラッセルのパラドックスに似たパラドックスで、『例外のない規則はない』という規則たる命題を仮定し、その命題に対して 例外があると仮定すると、「例外のない規則がある」ということになり、矛盾する。 例外がないと仮定すると、元の命題に反する。 このように、例外のない規則に例外があると仮定してもないと仮定しても自己矛盾してしまう。ゆえに、元の命題自体が偽である(つまり、狭義のパラドックスではない)。そこで、『例外のパラドックスはこの法則自体にも適用できる』と付け足す例もあるが、付け足したとしても元の命題を真にすることはできないため、これはナンセンスである。
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