佐竹義根とは? わかりやすく解説

佐竹義根

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 08:11 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

佐竹 義根(さたけ よしね、元禄2年閏1月3日1689年1689年2月22日) - 明和4年閏9月20日1767年11月11日))は江戸時代中期の仙台藩天文家神道家である(仙台藩天文方)。始め長倉義海と名乗る。九吉と称し、春山、秋水、尾斎と号した。

佐竹行義の子義綱の末裔で、長倉一平義敬の子として磐井郡に生まれた。父は佐々木志頭磨の門人であり、義根も書に長けていた。遠藤盛俊に天文暦道を学び、渋川敬也(入間川重恒)の死に伴い天文方渋川家の秘伝書を預かる。渋川敬也の著した『春海先生実記』を校正し、元文4年(1739年)に書状とともに土御門泰邦へ送り直弟となった。その後、土御門泰邦の厚い信頼を受け天文生となった。宝暦3年(1753年)、土御門泰邦より戸板保佑と共に改暦へ参加するよう要請を受けるが、病気のため辞退している。

関連項目

  • 高野立斎(門人)
  • 大塚頼充(門人)
  • 殿村晴辰(門人)






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「佐竹義根」の関連用語

佐竹義根のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



佐竹義根のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの佐竹義根 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS