佐々木宇右衛門とは? わかりやすく解説

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佐々木宇右衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 05:06 UTC 版)

佐々木 宇右衛門(宇右衞門、ささき うえもん、1850年5月17日(嘉永3年[注釈 1]4月6日[1])- 1909年明治42年[注釈 2])10月27日[2][3])は、明治期の実業家政治家衆議院議員。幼名・市助[4]。号・栗園(りつえん)[4]

経歴

出羽国置賜郡成田村(山形県[2]西置賜郡成田村[1]長井村を経て現長井市[1]成田[4])で、先代・佐々木宇右衛門の息子として生まれた[1]

佐々木太右衛門、佐々木忠右衛門と協力して桑畑10町歩を設けた[1]。1873年(明治6年)製糸工場を開設し[1][4]、製糸業の発展に尽力した[1][2][3][4]。また、明治初期に森鉱山を開いてその経営に当たった[1][4]

政界では、1879年(明治12年)1月に山形県会議員に選出され[1][2][3]、1880年(明治13年)1月、病のため辞職した[1]。1898年(明治31年)3月、第5回衆議院議員総選挙(山形県第2区)で当選し[1][5]、その後、山下倶楽部に所属して衆議院衆議院議員に1期在任した[1][2][3]最上川改修運動を起こして治水対策の推進に尽力した[1]

国政選挙歴

脚注

注釈

  1. ^ 『山形県大百科事典』394頁では嘉永2年。
  2. ^ 『山形県議会歴代議員名鑑』254頁では明治40年。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『山形県議会歴代議員名鑑』253-254頁。
  2. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』267頁。
  3. ^ a b c d 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』191頁。
  4. ^ a b c d e f 『山形県大百科事典』394頁。
  5. ^ a b c 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』96頁。
  6. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』40頁。

参考文献

  • 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 『山形県議会歴代議員名鑑』山形県議会、1973年。
  • 『山形県大百科事典』山形放送、1983年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。



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