伊那谷の被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 15:57 UTC 版)
「昭和36年梅雨前線豪雨」の記事における「伊那谷の被害」の解説
6月27日、飯田市では当時の6月の平年降水量230ミリをはるかに越える降水量325.3ミリを1日で記録。下伊那郡清内路村では日降水量587ミリに達した。これまでの雨で天竜川とその支流には崖崩れや土石流などにより大量の土砂が流れ込み、支流からの溢水が本流の堤防を反対側から破壊したり、本流の川床が急激に浅くなったために各所で水が堤防を越えるなどの事態となった。飯田市などでは川に流れ込んでいた流木が下流の決壊場所から市街地になだれ込んで被害が拡大、飯田盆地の広範囲が水没した。
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