伊藤家住宅 (大田区)とは? わかりやすく解説

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伊藤家住宅 (大田区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 09:11 UTC 版)

伊藤家住宅
情報
設計者 アントニン・レーモンド
構造形式 木造
建築面積 125 m²
階数 地上2階
竣工 1963年(昭和38年)
所在地 東京都大田区東雪谷五丁目
座標 北緯35度35分23.19秒 東経139度41分39.66秒 / 北緯35.5897750度 東経139.6943500度 / 35.5897750; 139.6943500座標: 北緯35度35分23.19秒 東経139度41分39.66秒 / 北緯35.5897750度 東経139.6943500度 / 35.5897750; 139.6943500
文化財 登録有形文化財(建造物)
指定・登録等日 2016年(平成28年)2月25日
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伊藤家住宅(いとうけじゅうたく)は、東京都大田区東雪谷五丁目に所在する、1963年(昭和38年)建築の歴史的建造物(民家)。

伊藤家住宅は、1921年(大正10年)頃から1973年(昭和48年)頃にかけて、日本の建築界にモダニズム建築の影響を与えた、チェコ出身の建築家アントニン・レーモンドの設計による住宅である。敷地の形状に合わせた平面形と、斜面地に鉄筋コンクリート造の車庫を作り陸屋根とし、その上部に木造2階建ての家屋を載せた建物である。木造住宅での大開口の実現と、独立した丸柱の配列など、レーモンド作品の特徴を表している。2016年(平成28年)に、国の登録有形文化財(建造物)に登録された。

文化財

登録有形文化財(建造物)
伊藤家住宅主屋
登録年月日:2016年(平成28年)2月25日、種別:住宅/建築物、登録基準:造形の規範となっているもの。
年代:1963年(昭和38年)建築、木造2階、鉄筋コンクリート造地下1階建、鉄板葺、建築面積125 m2[1]

交通

鉄道
 • 東急池上線 - 石川台駅より徒歩15分

脚注

  1. ^ 伊藤家住宅主屋 - 国指定文化財等データベース(文化庁

関連文献

  • アントニン・レーモンド『私と日本建築』鹿島出版社〈SD選書〉、1967年。全国書誌番号:67006451 
  • 栗田勇 監修『現代日本建築家全集』 1(アントニン・レーモンド)、三一書房、1971年。全国書誌番号:75045675 
  • 三沢浩『アントニン・レーモンドの建築』鹿島出版会、1998年9月。ISBN 4-306-04375-4 
  • 樋口清『近代建築は何を創ったか 生活の場の芸術としての建築』中央公論美術出版、2014年6月。ISBN 978-4-8055-0721-6 

関連項目

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