今後の開発の課題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:51 UTC 版)
今後の開発の課題として、短期使用VAD・小児用VAD・遠心ポンプ植込型VADの小型化が挙げられる。米国では救命目的の1週間から1ヶ月程度の短期補助(後述のBTD: bridge to decision)に使用可能なデバイスとして、体外設置型第3世代遠心ポンプCentriMagや経皮的VADであるImpella、TandemHeartが普及してきており、特にImpellaとTandemHeartは血管内治療の手技を用いた経皮的VADとして循環器内科や救急領域に広がっており、日本では2017年よりImpellaの臨床使用が開始された。日本でも、国産の遠心ポンプ型植込型VAD(DuraHeart、EVAHEART)の小型モデル化に向けた開発が進んでいる。
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