井上博雄とは? わかりやすく解説

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井上博雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/16 07:47 UTC 版)

井上 博雄(いのうえ ひろお、1970年〈昭和45年〉- )は、日本の経済産業省官僚内閣総理大臣秘書官

人物

1970年生まれ。 内閣総理大臣秘書官として、石破政権下の対米通商交渉を支えた[1]

父は巴川製紙所社長の井上貴雄、母は男爵古河従純の長女。母方の祖父である古河従純は古河財閥4代目当主。兄は巴川製紙所社長の井上善雄、弟は巴川製紙所取締役の井上雄介[2]

経歴

1994年、東京大学法学部卒業。同年、通商産業省(現・経済産業省)入省し、資源エネルギー庁長官官房総務課に配属される。 資源エネルギー庁公益事業部開発課、大臣官房総務課、環境立地局地球環境対策室を経て、2002年に米国ハーバード大学に留学。 帰国後、内閣府規制改革・民間推進室、経済産業政策局企業行動課課長補佐、産業技術環境局環境政策課課長補佐、大臣官房秘書課課長補佐を歴任し、2011年に大臣官房人事企画官に就任[3]

その後、内閣府原子力災害対策本部原子力被災者生活支援チーム参事官として東日本大震災・福島第一原子力発電所事故対応に従事 した後、2015年に経済産業政策局産業再生課長、2017年に日本機械輸出組合・日本貿易振興機構ブリュッセル事務所長、2020年に大臣官房総務課長を経て、2023年7月より資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長に就任[4]

2024年9月29日、石破茂自由民主党総裁により次期政権の首相秘書官8人のうちの1人として内定し、同年10月1日付で首相秘書官に就任した [5]

家系

父方の曾祖父の井上源之丞は凸版印刷・巴川製紙所社長を歴任した実業家。祖父の井上篤(旧姓:太田)は巴川製紙所社長。

母方の祖父・古河従純は、西郷従徳の次男として生まれ、1931年に古河虎之助の養子となった。1940年に養父の死去により古河家を継承し男爵を襲爵。古河財閥4代目当主として古河合名会社社長、古河石炭鉱業社長、帝国生命保険(現・朝日生命保険)社長などを歴任した。

関連項目

  1. ^ 「若手時代からイケメン官僚として鳴らし…」井上博雄・首相秘書官の“天の声”https://bunshun.jp/articles/-/79265
  2. ^ 井上家(巴川製紙所社長・井上善雄・井上雄介の家系図)https://keibatsugaku.com/inoue-17/
  3. ^ https://biz-study.com/speakers/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%8D%9A%E9%9B%84/
  4. ^ 【人事】経済産業省 https://www.gas-enenews.co.jp/keiei-seisaku/2397/
  5. ^ 【人事】経済産業省 https://www.jihyo.co.jp/jinji_news/jinji-meti241003.html



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