二式30mm機銃装備機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 13:41 UTC 版)
「零式艦上戦闘機の派生型」の記事における「二式30mm機銃装備機」の解説
防弾装備に優れたアメリカ軍機(主にB-17等の大型爆撃機)に対抗するため、主翼の20mm機銃を仮称二式30mm機銃(携行弾数各42発)に換装した機体がラバウルにおいて実戦投入された。三二型3機に搭載されたと伝えられ、その大威力は現地部隊から高く評価されたが、二式30mm機銃を生産するには生産工場が同じ九九式20mm機銃の生産数を減らさなければならないことと、より高性能の五式30mm機銃の開発が進んでいたため、50挺という少数生産に終わった。同機銃は後に雷電の一部に装備されB-29迎撃で戦果を上げた。
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