事件に対する処置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 04:22 UTC 版)
この事件の一報は当時の政府首脳も知ることとなり、大学側は在舎生全員の146人に対して退学処分並びに他校への入学禁止を命じた。しかし、諸官署に登る人材の減少を危惧した文部省や、小中村清矩教授の嘆願なども有り、当初は罪の軽重を立証できないとして復学を拒否していた加藤弘之綜理が、情状を酌量する形で、翌年の5月までに退学者全員に対して形式上の再入学を許可し、約60名が復学した。
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