乱変多表式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/09 08:51 UTC 版)
少数一定の換字表を作り、不規則な順序(擬似ランダム)に使用する方式。多表は利便性のある公知なものでもよい(例えばヴィジュネル暗号)。 鍵となる多表の使用順序を適時更新すれば敵が同じ機械を持っていても、あるいは市販の暗号機でも構わない設計とも言える。 暗号機が盗まれるリスクのある前線部隊での運用に適している。 ハーゲリンマシン(例えばM-209暗号)、ワンタイムパッド、バーナム暗号はこの形式である。
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