主題と6つの変奏やさしく快適とは? わかりやすく解説

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ハイドン:主題と6つの変奏「やさしく快適」 ハ長調

英語表記/番号出版情報
ハイドン主題6つの変奏やさしく快適」 ハ長調Tema con 6 variazioni 'Faciles et agreables' C-Dur Hob.XVII:5作曲年: -1791(1790?)年  出版年1789年  初版出版地/出版社Artaria 

作品解説

2007年12月 執筆者: 齊藤 紀子

 1790年作曲された。この変奏曲のテーマは、「a-b-a」の構造を持つ。そして、アンダンテ指示されているが、音階的音の動きが細かい音価によって軽やかに紡ぎ出される変奏において音価細分化していくには、テーマからしてあまりにも細かく軽やかな音形が用いられているため、装飾施しながら付点リズム等に変化させる変奏となっている。尚、この変奏曲最後から2つ目の変奏で、ハイドンテーマの同主短調(ここではハ短調)による変奏書いている。テーマ移旋による変奏見られる変奏曲は、この他にはヘ短調作品しかない。但し、ソナタ作品における変奏の手法による楽章は、この限りではない

Joseph Haydn “Klavierstucke/ Klaviervariationen” ed. Sonja Gerlach, G. Henle 1997

参考情報前山仁美「ハイドンの世界」




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