主な牝系活躍馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 05:34 UTC 版)
フリゼットの牝系から出た代表産駒の一頭に、ブサックの馬産における傑作のひとつトウルビヨンがいる。種牡馬としてフランス競馬界の頂点に長期間君臨したトウルビヨンには、フリゼットが持っていたレキシントンの血統が流れていた。レキシントンはジェネラルスタッドブックに遡れない血統を持っている馬の一頭で、当時存在したジャージー規則によってサラブレッドとして認められなかった馬であり、その子孫はイギリスに輸入することができなかった。しかしその「サラブレッドとして認められない馬」であるはずのトウルビヨン産駒の活躍は顕著で、これが後にその規則を見直す契機となり、1949年になってジャージー規則は撤廃されている。 このほかでは、20世紀前半ではアメリカ殿堂馬にもなったマートルウッド、20世紀後半では同じくアメリカ殿堂馬ダリアやミスタープロスペクター、シアトルスルーなどが出ている。日本でもこの牝系から出た名馬は多く、プリテイキャストやサクラチトセオーなどがここを出身としている。
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