丹表紙とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 産業 > 出版 > 表紙 > 丹表紙の意味・解説 

丹表紙

寛永前後頃の板本特徴的な表紙で、あざやかな一色の、いかにも豪華な雰囲気醸し出す表紙であり、蔵書家に最も好まれる表紙とされる。丹は水銀用いているので、酸化して銀色鉄色変わりかけた部分などもあり、それがまた喜ばれる。しかし、この丹表紙は、後世蔵書家や古書の手によって付け換えられた改装本が、特に仮名草子類の一冊本などに多くみられるのは注意すべきである
丹表紙は古く室町期からみられる元禄頃になるとほとんど見られなくなる。





丹表紙と同じ種類の言葉

このページでは「古本用語集」から丹表紙を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から丹表紙を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から丹表紙を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

丹表紙のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



丹表紙のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
正文堂正文堂
© SEIBUNDO, 2024

©2024 GRAS Group, Inc.RSS