中華民国開国紀念日
中華民国開国紀念日 中華民國開國紀念日 | |
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挙行者 |
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種類 | 建国記念日 |
趣旨 | 中華民国が建国された日 |
日付 | 1月1日 |
中華民国開国紀念日(ちゅうかみんこくかいこくきねんび、繁: 中華民國開國紀念日)は、中華民国の祝日(記念日)の1つである。毎年1月1日(元旦)に設定されている[1][2]。1912年(民国元年)1月1日に、孫文を臨時大総統とする中華民国臨時政府が南京で成立したことに由来する。
中華民国国慶日(双十節)は辛亥革命のきっかけとなった武昌起義(1911年10月10日)を記念する日であり、開国紀念日とは別個の祝日である[3]。
概要
1911年10月10日(宣統3年8月19日)の武昌起義をきっかけとして、清朝の打倒を目指す辛亥革命が勃発した。清朝からの独立を表明して南京に集結した各省の代表者(各省都督府代表連合会)は、1911年12月29日(宣統3年11月10日)に選挙を実施し、中国同盟会の孫文を中華民国初代臨時大総統に選出した。1912年1月1日(宣統3年11月13日)、臨時大総統に就任した孫文は中華民国の成立およびグレゴリオ暦の採用を宣言し、この日を「中華民国元年1月1日」と定めた。それと同時に、1月1日を中華民国開国紀念日と定めた[3][4][5]。
孫文が臨時大総統の職を袁世凱に譲り、中華民国臨時政府が北京に移った後の1912年9月28日、臨時参議院は武昌起義が発生した10月10日を中華民国国慶日と定めた。しかし、開国紀念日も引き続き祝日として指定されることになった[5]。
開国紀念日には、中華民国国内の各地で国旗掲揚式典(升旗典禮)などのイベントが毎年行われている[6]。台北市の総統府でのイベントは特に盛大に実施され、国旗掲揚式典やパフォーマンス、総統府の一般開放などが行われている[7][8][9]。
脚注
- ^ “茲修正各機關及學校放假日期表公布之此令” (中国語). 國民政府公報. 中華民國國民政府 (1929年5月30日). 2021年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
- ^ “修正紀念日(或節日)紀念辦法 並將名稱修正為紀念日及節日實施辦法” (中国語). 總統府公報. 中華民國總統府 (1982年10月29日). 2021年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
- ^ a b 李俊毅 (2020年10月10日). “雙10國慶竟不是中華民國生日?林佳新揭真相” (中国語). 中國時報. オリジナルの2020年10月13日時点におけるアーカイブ。 2025年4月5日閲覧。
- ^ “(一)中華民國成立與孫中山任臨時大總統” (中国語). 中國文化研究院. 2025年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
- ^ a b 張國城. “兩個國慶” (中国語). 人本教育文教基金會. 2025年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
- ^ “2025元旦去哪裡?全台元旦健走、升旗典禮、晨跑活動一次看,還有日出音樂會!” (中国語). 商周 (2024年12月26日). 2025年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
- ^ 張國城 (1982年). “民國七十一年的第一頁——元旦升旗典禮” (中国語). 台灣光華雑誌. 2025年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
- ^ “總統府1月1日開放參觀及元旦升旗典禮” (中国語). 中華民國總統府 (2024年12月16日). 2025年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
- ^ “總統府前元旦升旗 總統、副總統與數千民眾共迎2025年(影音)” (中国語). 中央廣播電臺 (2025年1月1日). 2025年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
関連項目
- 中華民国開国紀念日のページへのリンク