不明確な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 05:50 UTC 版)
「日本産スミレ属の一覧」の記事における「不明確な種」の解説
ヒュウガスミレ(日向菫)正式に発表された分類群ではないため、学名はない。 いがりまさし (2008)、p.195 では V. maximowicziana (コミヤマスミレ)の一型と推測している。 山陰型タチツボスミレ V. grypoceras var. exilis (コタチツボスミレ)は、南九州に分布する一群と北九州から北陸地方を中心に四国及び東北地方に分布する一群が異なる特徴を持っていることを「いがりまさし」により指摘されている。さらに、ライデン大学に所蔵されている同種のタイプ標本を調べた「いがりまさし」はこれが南九州に分布する一群と一致し、北陸地方を中心に分布するものとは異なるもので、後者を新変種とすべきものとして山陰型タチツボスミレと仮称している。 ハグロシハイスミレ V. violacea Makino var. violacea (シハイスミレ)の葉の表面が黒紫色から暗紫紅色となっているもの。
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