上津浦種直とは? わかりやすく解説

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上津浦種直

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/26 06:11 UTC 版)

上津浦 種直(こうつうら たねなお、生没年不詳)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将キリシタン大名で、洗礼名はドン=ホクロン。

父は上津浦鎮貞。室は栖本親高の妹。子に種貞、六左衛門(キリシタン)がいる。

概要

肥後国上津浦城主。上津浦氏は肥後天草諸島国人衆である天草五人衆の一氏であり、種直は13代目当主であった。

種直ら天草五人衆は豊臣秀吉九州平定の際に臣従して本領を安堵されたが、天正17年(1589年)に小西行長宇土城での城普請の要求を、志岐鎮経天草種元ら天草五人衆と共に拒否し反乱を起こした(天草国人一揆)。しかし、これは小西行長や援軍に来た加藤清正によって鎮圧され、種直は降伏するも領地を没収された(以後、小西氏に臣従した)。

翌天正18年(1590年)に洗礼を受け、その後に南蛮寺を建立した。ここには3500人を超える信者が通ったという。

出典

  • 『西海のキリシタン文化綜覧』(天草文化出版社、1983年、鶴田文史/編著)



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