三遊亭れん生とは? わかりやすく解説

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三遊亭れん生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/08 05:26 UTC 版)

三遊亭 さんゆうてい れん しょう

定紋「三つ組橘」
本名 門馬 もんま 浩一 こういち
生年月日 (1972-05-17) 1972年5月17日(53歳)
出身地 日本東京都目黒区
師匠 三遊亭圓丈
名跡 1. 三遊亭玉々丈
(2006年 - 2014年)
2. 三遊亭めぐろ
(2014年 - 2021年)
3. 三遊亭れん生
(2021年 - )
出囃子 大東京音頭
活動期間 2006年 - 2023年
2025年 -
活動内容 落語家
所属 吉本興業
落語協会
公式サイト 三遊亭れん生

三遊亭 れん生(さんゆうてい れんしょう、1972年5月17日 - )は、吉本興業落語協会に所属する落語家[1]。本名∶門馬 浩一

経歴

2005年3月、立正大学文学部卒業[1]

2006年11月21日三遊亭圓丈に入門し前座となる。前座名は「二子玉川に住んでいた」ため、「 玉々丈 たまたまじょう[1]2009年11月に二ツ目昇進[1]2014年5月11日、目黒区に引っ越したため、「めぐろ」と改名[1]

2021年3月下席に弁財亭和泉柳亭燕三柳家㐂三郎九代目春風亭柳枝と共に真打昇進[2]、「三遊亭れん生」に改名[3]

2023年3月27日、親の介護のため休業を発表[4]2024年吉本興業の養成所である東京NSCに入学、30期生となる。同期にはドンココなど。2025年吉本興業に所属し活動を再開した[5]。8月にダイタクを招き復帰記念の落語会を開催。

芸歴

  • 2006年11月 - 三遊亭圓丈に入門、前座となる。前座名は「玉々丈」。
  • 2009年11月 - 二ツ目昇進。
  • 2014年5月 -「めぐろ」と改名。
  • 2021年3月 - 真打昇進、「三遊亭れん生」に改名。
  • 2023年3月 - 親の介護のため休業。
  • 2024年 - 吉本興業の養成所である東京NSCに入学、30期生となる。
  • 2025年 - 吉本興業に所属。戦後の江戸落語家として初となる。

人物

前座名は最初「モンシロ丈」が候補にあった。その後「玉どん」、「玉々丈」の二択となり本人が玉々丈を希望した。「玉々丈」の由来は二子玉川に住んでいたから。命名翌日「もしもし玉々丈ですが…」と圓丈宛に電話が来た。珍名にもすぐ慣れたようだ。

真打名「れん生」は師匠圓丈がタロット占いで「れん生」・「れん丈」の二択で決めた。

師匠圓丈曰く「江戸っ子なのに江戸弁が訛っているのでマジでキレた」。

真打昇進の際、師匠の円丈が体調不良のため手紙での口上となり[注釈 1]、毎回口上出演者が手紙を読み上げるという異例の形となった。

仕事

  • 新作落語コンテスト - アマチュアによる目黒にちなんだ新作落語の募集・発表(主催:目黒区)。目黒区出身ということで、春風亭柳枝(9代目)と共に審査員として参加。2023年の休業以降も引き続き審査に携わる。

脚注

注釈

  1. ^ 円丈は同年12月に死去したため、円丈存命中に真打に昇進した最後の直弟子となった。

出典

  1. ^ a b c d e 三遊亭れん生 - 落語協会
  2. ^ 令和3年 春 真打昇進決定”. 落語協会 (2020年7月1日). 2020年7月23日閲覧。
  3. ^ 令和3年 春 真打昇進襲名披露興行”. 落語協会 (2020年11月1日). 2020年12月29日閲覧。
  4. ^ https://twitter.com/sa_n_re_n/status/1640340502007681024?s=19”. Twitter. 2023年3月27日閲覧。
  5. ^ 三遊亭れん生 [@ta_ma_go_2g] (7 July 2025). “【拡散希望です】 よろしく お願いします 三遊亭れん生 復活落語会”. X(旧Twitter)より2025年7月7日閲覧.

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