三賢堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 23:17 UTC 版)


三賢堂(さんけんどう)は、熊本県熊本市西区島崎にある円形建築物。熊本出身の政治家安達謙蔵により、熊本市民のための精神修養施設として1936年(昭和11年)に建てられた。堂内には肥後の三賢人として、それぞれ彫刻家の田島亀彦・朝倉文夫・長谷秀雄が制作した菊池武時・加藤清正・細川重賢の像が安置されているほか、一対の螺旋階段が配されている。なお、安達は三賢堂を建立する前の1933年(昭和8年)には、横浜市に同じく精神修養を目的にした八聖殿(現・横浜市八聖殿郷土資料館)を設置している。
三賢堂の敷地内には、安達謙蔵の旧居である源泉荘と書斎であった備於斉(びおうさい)があり、また釣耕園の庭園と繋がっている。現在は熊本市が管理しており、熊本市民であれば、三賢堂、源泉荘、備於斉の各施設が許可申請のもと有料で利用できる[1]。
肥後の三賢人
三賢堂内に安置されている肥後の三賢人の像は以下の通り。
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菊池武時像(田島亀彦作)
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加藤清正像(朝倉文夫作)
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細川重賢像(長谷秀雄作)
交通
- 熊本都市バス 荒尾橋行き乗車 三賢堂前下車
周辺施設
出典
- ^ 三賢堂条例(平成14年9月25日熊本市条例第49号)、2020年1月28日閲覧。
外部リンク
- 三賢堂 ( さんけんどう ) - 熊本市
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座標: 北緯32度48分43.9秒 東経130度40分44.3秒 / 北緯32.812194度 東経130.678972度
三賢堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 15:28 UTC 版)
上記の八聖殿に続いて、安達が故郷の熊本市に建立した円形建造物。八聖殿同様に熊本市民の精神修養施設として設置されたもので、内部に菊池武時・加藤清正・細川重賢の「肥後の三賢人」の像が安置される。現在は熊本市の管理下にある。
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