三語名法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 06:44 UTC 版)
亜種の学名は、リンネの二語名法(二名法)を基に考案された三語名法(三名法)に則ったもので、属名・種形容語(細菌以外で用いる種小名、細菌で用いる種形容語)・亜種形容語(細菌以外で用いる亜種小名、細菌で用いる亜種形容語)の3語で構成される。ただ、厳密には、三語名法というのは、「種形容語の後に続けて亜種形容語を記す、変則的二語名法」であるというのが、学会の見解である。 例:我々(現生人類)を亜種のレベルまで分類できると考える学説(我々をHomo sapiens のタイプ亜種と見なす学説)に基づく我々の学名は Homo sapiens sapiens(ホモ・サピエンス・サピエンス)であるが、その語構成は[属名 Homo + 種小名 sapiens + 亜種小名 sapiens ]である。
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