三菱石炭鉱業大夕張鉄道キ100形式キ1形貨車とは? わかりやすく解説

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三菱石炭鉱業大夕張鉄道キ100形式キ1形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 18:58 UTC 版)

南大夕張駅の排雪列車の先頭に立つキ1/1956年
キ1やスハニ6等の保存車両/南大夕張駅跡

三菱石炭鉱業大夕張鉄道キ100形式キ1(みつびしせきたんこうぎょうおおゆうばりてつどうキ100けいしきキ1)は、かつて三菱石炭鉱業大夕張鉄道線で使用されていた事業用貨車ラッセル式雪かき車)である。

概要

1940年(昭和15年)苗穂工場製造。三菱鉱業国鉄キ100形に準じ雪かき車を新製したもので、自重28.2t。冬季の路線確保に活躍した。

主要諸元

  • 最大寸法:全長11388mm、全幅2522mm、全高3985mm
  • 自重:28.2t

現状

1987年(昭和62年)の廃車後、南大夕張駅跡に置かれスハニ6などと共に夕張市に寄贈されたが、管理もされずに荒廃状態にあった。1999年(平成11年)に三菱大夕張鉄道保存会が発足し、修復・整備されイベントなどではライトの点灯、汽笛の吹鳴なども行われている。また、「空知の炭鉱関連施設と生活文化」として2001年(平成13年)に北海道遺産として指定されたのに加え、2007年(平成19年)11月30日には経済産業省より近代化産業遺産として認定された。

関連項目

参考文献

  • 奥山道紀・赤城英昭『三菱鉱業大夕張鉄道』(ネコ・パブリッシング RM LIBRARY 47、2003年) ISBN 4777050025
  • 星良助「三菱鉱業大夕張鉄道」
鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル・私鉄車両めぐり 第2分冊』1962年2月号 No.128
  • 今井静也「三菱大夕張炭砿大夕張鉄道」
鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』1971年12月臨時増刊 No.259

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