三つの用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/26 01:02 UTC 版)
アメリカの社会学者であるタモツ・シブタニによれば、「準拠集団」の用いられ方には、以下の三つのタイプがある。 まず第1に、個人が、ある特定の社会において自らが占めている地位を評価する際に参照(refer)する集団だ、とする用い方がある。 第2に、個人が、仲間入りしたいと切に願う、そこで承認されたいという欲求を強く抱く集団のことである、とする用い方がある。 そして第3に、個人が、自分の身のまわりの状況を認知する際に、その認知のための枠組みをそこから獲得しようとする集団を指すものとして用いられている、とする見解がある。
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