一色頼行とは? わかりやすく解説

一色頼行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/04 20:57 UTC 版)

 
一色頼行
時代 鎌倉時代 - 南北朝時代
生誕 不明
死没 延元2年/建武4年(1337年
別名 通称:一色太郎
官位 右馬権頭
幕府 室町幕府
主君 足利尊氏
氏族 一色氏
父母 父:一色公深
兄弟 頼行範氏
行義
テンプレートを表示

一色 頼行(いっしき よりゆき)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将足利氏の家臣。一色氏2代当主。室町幕府関東廂結番四番人。

建武の新政から離反し、九州落ちした足利尊氏に従う。

延元元年(1336年)、南郷城を占拠していたが、恵良惟澄によって部下の代官・三村氏を討ち取られる[1]

延元二年(1337年)、山崎原で膠着。同年4月19日、九州探題となった異母弟・一色範氏と共に肥後国に兵を進めるが、待ち受けていた南朝方の阿蘇惟澄菊池武重の軍勢に犬塚原の合戦で、橘薩摩弥八、喜息惟長らとともに討死[1]

子に行義がいたが、弟・範氏が跡を継いで3代当主になった。範氏の母が今川国氏の娘であることから、もともと頼行は庶子扱いされていたようであり、範氏の家系を嫡流とみなしていたものと思われる。

脚注

  1. ^ a b 中世の阿蘇社と阿蘇氏. 戎光祥社. (2019年3月1日) 






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「一色頼行」の関連用語

一色頼行のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



一色頼行のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの一色頼行 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS