一般性を持った曲面描画のプログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 20:00 UTC 版)
「Maple」の記事における「一般性を持った曲面描画のプログラム」の解説
基本はこれでよいのだが、現実には『複数の曲面や曲線を同じエリアに描く』あるいは『予め定義しておいた関数に関するグラフを書く』あるいはその両方を行うことが単独のグラフを書くことに比べ多いだろう。そのため、比較的応用範囲が広いプログラムを一つ挙げておこう。以下のプログラムは、『g(x,y)の定義を行ったうえでそれのグラフとg(x,y)=1についての陰関数を、表示色を変えて同時に表示させる』ものである。 with(plots): g:=(x,y)->y*exp(-x^2); p1:=plot3d(g(x,y),x=-3..4,y=-2..4,axes=boxed):p2:=implicitplot3d(g(x,y)=1,x=-3..4,y=-2..4,z=-2..4,axes=boxed,grid= [15,15,15],style=patchnogrid):display(p1,p2); 表示するグラフを3つ以上に増やすこともできる with(plots):g:=(x,y)->y*exp(-x^2);p1:=plot3d(g(x,y),x=-3..4,y=-2..4,axes=boxed):p2:=implicitplot3d(g(x,y)=1,x=-3..4,y=-2..4,z=-2..4,axes=boxed,grid=[15,15,15],style=patchnogrid):p3:=plot3d(x*y ,x=-3..4,y=-2..4,axes=boxed):display(p1,p2,p3); もちろん、1種類の曲面のみを表すことも、可能である。 with(plots): g:=(x,y)->y*exp(-x^2);p1:=plot3d(g(x,y),x=-3..4,y=-2..4,axes=boxed):display(p1); 尚、g,p1,p2 等の変数名は好きなように変えてよい。(変更で影響を受ける部分、例えば『display(p1,p2);』等も同時に正しく変更すれば)問題ない。例えば with(plots): f:=(x,y)->y*exp(-x^2); p:=plot3d(g(x,y),x=-3..4,y=-2..4,axes=boxed):q:=implicitplot3d(f(x,y)=1,x=-3..4,y=-2..4,z=-2..4,axes=boxed,grid= [15,15,15],style=patchnogrid):display(p,q); のようにしても何も問題ない。
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