一票の形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 02:50 UTC 版)
方法によって、一票の形態はそれぞれ異なる。 ボルダ式、優先順位付投票制 (IRV) やコンドルセの方法(Condorcet method)などの選好投票では、投票者は候補者を自分の好みの順に並べ、その順序を最善から最悪の候補者まで一票に表記する。戦術投票が行われるとパレート最適を保証できない。 審査員式や二分型投票では、他の候補者に与えた得点の合計等に関らず、投票者は各候補者毎に、決められた範囲の得点のうち好きな得点を与えることができ、候補者の名簿が載った一票に得点を記入する。比例代表には使いにくい。 普通の選挙方法(単記非移譲式投票)などでは、投票者は一票で一人の候補者にしか投票することはできない。その一方で、認定投票(Approval voting、二分型投票の別名)では複数の候補者に投票することができる。 一人の投票者に票を複数配る制度もある(累積投票)。
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