一本打ちとは? わかりやすく解説

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一本打ち

読み方:いっぽんうち
別表記:1本打ち

剣道で、自分竹刀剣先相手中心において打突する技のこと。「中心をとって面」や「中心をとって小手」など。

一本打ち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 22:51 UTC 版)

一本打ち(いっぽんうち)とは、主に福井県嶺北地方で盛んな和太鼓の「地打ち」の一つ。別名「小バイ(バイ=太鼓のの意)」。

概要

航海安全を祈願した「神事太鼓」や、まだ農薬が無かった時代の昭和初期頃まで、稲作農家が田んぼの害虫を追い払うために打ち鳴らされた「虫送り太鼓」の一つとして受け継がれて来た。使用する太鼓は「長胴太鼓」「桶胴太鼓」。野良打ちでは地面に平置きして打つが、本来は(太鼓台)に据え置いて横打ちするもの。特にこの「地打ち」を永く継承している「火の太鼓」(坂井市三国町汐見)や「越前打ち込み太鼓」(坂井市春江町安沢)の両保存会は、坂井市の民俗資料指定文化財とされている。[1]

奏法

奏法は左右二本の(ばち)を「同時に打つ」伴奏的な存在である。このリズムをあえて書き言葉(聞こえ言葉)にすると、「トン、トン、トン、トン、トン、…(以降同じ)」と単調なものとなるが、通常は「トン、トン、(止)トン、トン、トン、トン、トン…(以降同じ)」と打ち始められる。他の太鼓用語に同じ「一本打ち(=一人打ち)」と呼ばれる奏法もあるが、これは全く別のものであり、その違いは、一人の奏者が「大太鼓」を使って自由に演奏する、つまり、「伴奏的な存在の奏法ではない」という点にある。

出典

  1. ^ 坂井市の指定・登録文化財一覧 - 坂井市公式HP内コンテンツ「坂井市指定文化財」

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