ヴェーバーの法則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 12:35 UTC 版)
「ヴェーバー‐フェヒナーの法則」の記事における「ヴェーバーの法則」の解説
エルンスト・ヴェーバーは、刺激の弁別閾(丁度可知差異:気づくことができる最小の刺激差)は、基準となる基礎刺激の強度に比例することを見いだした。 はじめに加えられる基礎刺激量の強度をR とし、これに対応する識別閾値をΔR とすると、R の値にかかわらず Δ R R = c o n s t a n t {\displaystyle {\frac {\Delta R}{R}}=\mathrm {constant} } が成り立つ。この一定の値をヴェーバー比という。 たとえば、100の刺激が110になったときはじめて「増加した」と気付くならば、200の刺激が210に増加しても気付かず、気付かせるためには220にする必要がある。
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