ワールドブリッツ小山とは? わかりやすく解説

ワールドブリッツ小山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 06:19 UTC 版)

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ワールドブリッツ小山
原語表記 ワールドブリッツ小山
創設年 1996年
解散年 1999年
所属リーグ 栃木県社会人サッカーリーグ
ホームタウン 栃木県小山市
運営法人 栃木県スポーツ文化振興株式会社
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

ワールドブリッツ小山(ワールドブリッツおやま)は、かつて存在したサッカーのクラブチーム。栃木県小山市を本拠地としていた。

概要

栃木県から日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)入りを目指すために、もともと宇都宮市に拠点を置いていたクラブチームが1996年に小山市へ拠点を移し、ワールドブリッツ小山が結成された[1]。もともと小山市では1994年から商工会議所を中心にスタジアム建設とJリーグ誘致への取り組みが始まり、同市に専用サッカースタジアムを建設し、市民からの資本参加を仰ぎながらチームを作る取り組みが進められており[2]、ワールドブリッツ小山は結成当初の1996年栃木県社会人サッカーリーグ2部に籍を置き、2002年のJリーグ入りを目指すとして活動を始めた[1]

天皇杯全日本サッカー選手権大会で都道府県代表制度が初めて導入された1996年に天皇杯の県予選を兼ねた栃木県サッカー選手権大会の第1回大会で優勝し、最初の栃木県代表となった[3]。本大会は1回戦でヴィッセル神戸(当時ミカエル・ラウドルップらが在籍)と栃木県グリーンスタジアムで対戦して0-7で大敗した[4][5]。この時、選手兼任で監督を務めていたのは、元サッカー日本代表の戸塚哲也であった[1][3]。11月にワールドブリッツ小山を運営する栃木県スポーツ文化振興株式会社アステール青森FCを支援していた青森スポーツクラブ株式会社が活動面で提携すると発表したが[6]、1998年のシーズンから本拠地を宇都宮市に戻し、ワールドSCと名称を変えるも1999年のシーズンをもって解散した。

戦績

年度 所属 順位 勝点 試合 備考
1996 栃木県2部A 優勝
1997 栃木県1部 7位 14 11 4 2 5
1998 4位 17 9 5 2 2 「ワールドSC」に改称
1999 8位 3 14 0 3 11

タイトル

カップ戦

天皇杯

開催日 時期 会場 対戦相手 スコア 入場者数
1996年11月3日 第76回天皇杯1回戦 栃木グ ヴィッセル神戸 0-7 2,294

出典・脚注

  1. ^ a b c “顔ぶれ多彩サッカー天皇杯 元日へキックオフ 80チームが参加”. 読売新聞・東京夕刊: p. 7. (1996年10月26日)  - ヨミダス歴史館にて閲覧
  2. ^ “サッカー「ブリッツ」の壬生本拠地に抗議 小山・誘致市民の会”. 朝日新聞・朝刊・栃木. (1997年4月17日)  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  3. ^ a b “天皇杯サッカー “郷土の星”26チーム初出場 3日開幕”. 読売新聞・大阪夕刊: p. 3. (1996年11月1日)  - ヨミダス歴史館にて閲覧
  4. ^ “サッカー天皇杯全日本選手権第1日 筑波大、早大初戦突破 高校3チームは全滅”. 読売新聞・東京夕刊: p. 15. (1996年11月4日)  - ヨミダス歴史館にて閲覧
  5. ^ “県代表ワールドブリッツ小山は初戦で敗退 サッカーの天皇杯”. 朝日新聞・朝刊・栃木. (1997年4月17日)  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  6. ^ “協力してJリーグへ 栃木と青森で21世紀向け共同声明”. 朝日新聞・朝刊・栃木. (1996年11月28日) 

関連項目





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