ワット‐ヤイチャイモンコンとは? わかりやすく解説

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ワット‐ヤイチャイモンコン【Wat Yai Chai Mongkon】

読み方:わっとやいちゃいもんこん

タイ中部古都アユタヤにある仏教寺院1357年アユタヤ朝初代ラーマティボディ1世が、セイロン留学から戻った僧侶たちのために建立ビルマとの戦い勝った21代王ナレースエンが建てた、高さ62メートル巨大な仏塔がある。


ワット・ヤイチャイモンコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 16:05 UTC 版)

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ワット・ヤイチャイモンコン
วัดใหญ่ชัยมงคล
Wat Yai Chai Mongkhon
タイ王国における位置
基本情報
座標 北緯14度20分44秒 東経100度35分33秒 / 北緯14.34556度 東経100.59250度 / 14.34556; 100.59250座標: 北緯14度20分44秒 東経100度35分33秒 / 北緯14.34556度 東経100.59250度 / 14.34556; 100.59250
宗教 仏教
地区 アユタヤ郡
アユタヤ県
タイ
現況 遺跡
建設
創設者 ウートーン
完成 14世紀中頃
建築物
横幅 183.8m
奥行 130.8m
最長部(最高) 72m[1]
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ワット・ヤイチャイモンコン(Wat yai chai mongkhon、タイ語: วัดใหญ่ชัยมงคล)は、タイアユタヤにある仏教寺院である[2]。寺院の正面は東を向き、約183.8×130.8メートルの周壁が方形に囲んでいる。寺院の名は「吉祥なる勝利の寺院」の意を持つ[3]

歴史

ワット・ヤイチャイモンコンの仏塔

寺院は、1351年にアユタヤ王朝を創設した王ウートーン(ラーマーティボーディー1世)により建立された。この寺院は当初、ワット・パーケオ (Wat Pa Kaeo) と名付けられた[2]。また、一般に寺院は、ワット・ヤイ (Wat Yai) とも呼ばれていた[3]

その後、1587年にアユタヤの独立を回復したナレースワンが、勝利を記念して仏塔(チェーディー)を奉納した。その仏塔の1基は、プラ・チェーディー・チャイ・モンコン(Phra Chedi Chai Mongkon、「吉祥なる勝利の仏塔」の意)と呼ばれた。現在の寺院の名称はそれに由来する[2]

脚注

  1. ^ ワット・ヤイ・チャイ・モンコン”. タイ国政府観光庁. 2017年8月2日閲覧。
  2. ^ a b c Wat Yai Chai mongkhon (วัดใหญ่ชัยมงคล)”. Ayutthaya Historical Research (2016年3月). 2017年7月30日閲覧。
  3. ^ a b 中村浩 『ぶらりあるきチェンマイ・アユタヤの博物館』芙蓉書房出版、2016年、174頁。ISBN 978-4-8295-0701-8 

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