ローリー・ターシス
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ローリー・ターシス(Lorie Tarshis、1911年3月22日 - 1993年10月4日)は、カナダの経済学者である。彼は長いあいだスタンフォード大学で教鞭をとっていた。ターシスはケインズ主義をアメリカの大学教育に初めて導入した入門書『エレメンツ・オブ・エコノミクス』(1947年)の著者として評価されている[1]。ただし、本書は、マッカーシズムの活動家によって共産主義に対する過大な共感を示していると批判されてからは、急速に人気を失った[2]。その代わりにケインズ革命をアメリカに広めたのが1948年出版のポール・サミュエルソンの『経済学』である。
- ^ “Author of first U.S. college textbook on Keynesian economics dies”. Stanford News Service, 11 October 1993,. 2012年11月11日閲覧。
- ^ O. F. Hamouda and B. B. Price, Keynesianism and the Keynesian Revolution in America: A Memorial Volume in Honour of Lorie Tarshis, Cheltenham: Edward Elgar, 1998, pp. 59–72
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