ローランド MC-8とは? わかりやすく解説

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ローランド MC-8

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/12 07:27 UTC 版)

ローランド MC-8(ローランド・エムシー・エイト)は、ローランド1977年に発売したシンセサイザー用のミュージックシーケンサー(デジタルシーケンサー)である。

概要

最も初期に発売されたコンピューターCV/Gate英語版制御式のシーケンサーである。CPUIntel 8080を搭載。内蔵された標準搭載のメモリーには5,400音が記録でき、アナログシーケンサーから飛躍的に記録数が向上した。発売当初の価格は120万円と非常に高価であった。

冨田勲イエロー・マジック・オーケストラミッキー吉野など、先進的な音楽家たちに使用された。

YMOコンサートでも使用されたが、熱暴走によってデータが失われるなどのトラブルが後を絶たなかったと松武秀樹が述べている[1]。これはライブでの使用を想定していなかったため、熱対策を怠っていたためである。

1981年には、後継機種としてローランド MC-4が発売された。

脚注

  1. ^ 『Yellow Magic Orchestra』アスペクト、2007年1月。ISBN 978-4757210899[要ページ番号]

関連項目


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