ロンドン海軍軍縮会議とは? わかりやすく解説

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ロンドン海軍軍縮会議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 16:52 UTC 版)

ロンドン海軍軍縮会議(ロンドンかいぐんぐんしゅくかいぎ、:London Naval Conference of 1930)は、1930年昭和5年)に開催された列強海軍の補助艦保有量の制限を主な目的とした国際会議。イギリス首相ラムゼイ・マクドナルドの提唱により、イギリスロンドンで開かれた。開催期日は1月21日から4月22日


注釈

  1. ^ 将来の日米戦争での決戦は日本近海での艦隊決戦になると日米とも予想していたが、日本側は太平洋を横断してくるアメリカ艦隊を途中で潜水艦・空母機動部隊・補助艦艇によって攻撃し(『漸減邀撃』)、決戦海域に到着するまでに十分にアメリカ艦隊の戦力を削るという対抗策を取ろうとした。艦隊決戦で日本艦隊が勝利できるほどにアメリカ艦隊の戦力を削るためには、日本側の補助艦艇の対米比率が7割は必要というのが日米で共通した見解であった。このため、日本側は7割を主張し、アメリカ側は6割を主張した。帝国国防方針(日本の戦争計画)、およびオレンジ計画(アメリカの戦争計画)も参照。

出典

  1. ^ ロンドン海軍会議経過概要”. 日本外交文書デジタルアーカイブ. 外務省. 2013年8月3日閲覧。
  2. ^ John Maurer, and Christopher Bell, eds. At the crossroads between peace and war: the London Naval Conference in 1930 (Naval Institute Press, 2014).
  3. ^ League of Nations Treaty Series, vol. 112, pp. 66–96.
  4. ^ 航 跡【第1回 パイロット万年筆】 - 日本郵船


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