ロムロートとは? わかりやすく解説

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ロムロート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/08 16:39 UTC 版)

紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: ヘッセン州
行政管区: ギーセン行政管区
郡: フォーゲルスベルク郡
緯度経度: 北緯50度42分
東経09度13分
標高: 海抜 334 m
面積: 54.43 km²
人口:

2,726人(2014年12月31日現在) [1]

人口密度: 50 人/km²
郵便番号: 36329
市外局番: 06636
ナンバープレート: VB
自治体コード: 06 5 35 014
行政庁舎の住所: Jahnstraße 2
36329 Romrod
ウェブサイト: www.romrod.de
首長: ビルギット・リヒトベルク (Dr. Birgit Richtberg)
郡内の位置

ロムロート (Romrod) は、ドイツ連邦共和国ヘッセン州中央部フォーゲルスベルク郡の小都市である。

地理

位置

市内をアントリフト川とオーヒャーバッハ川が流れている。市の南部にはフォーゲルスベルク山地の支脈がある。

隣接する市町村

ロムロートは、北はアルスフェルト、東はシュヴァルムタール、南はフェルダタール、西はゲミュンデン (フェルダ)およびキルトルフ(いずれもフォーゲルスベルク郡)と境を接している。

市の構成

ロムロートは、ニーダー=ブライデンバッハ、オーバー=ブライデンバッハ、ロムロート、シュトレーベンドルフ、ツェルの各市区からなる。ニーダー=ブライデンバッハは、812年に最初の文献記録が遺る最も古い市区である。

歴史

ルーメローデの村は、2本の古い街道ディオトヴェク(後にディープスヴェク、大衆の道の意味)とクルツ・ヘッセンを通る軍用道路が交差する地点に成立した。最初の城塞は11世紀にアントリフト川の谷に造られた。谷の城はしばしば住民のいる村に隣接して造られることから、当時すでに集落があったと推測される。

12世紀前半に古い水城が建設された。その建立者はおそらく、貴族のフォン・ロムロート家の祖先であったと思われる。ロムロート家は、ルートヴィヒ・フォン・ロムロートが1197年に立会人としてフルダ修道院の書類に初めて記録されている。その後の世紀にロムロートの当主は重要な地位を占めた。ハインリヒ・フォン・ロムロートはヘッセンの元帥、ヘルマン・フォン・ロムロートは聖ヨハネ騎士団グレーベナウ管区長に就任した。さらにハインリヒ6世フォン・ロムロートはヘルスフェルト修道院(1320年 - 1323年/1324年)の、フリードリヒ1世フォン・ロムロートはフルダ修道院(1383年 - 1395年)の修道院長を務めた。

14世紀が深まるにつれロムロート家一門は衰退し、城をヘッセン方伯オットーとハインリヒに売却した。ロムロートの集落も、遅くとも1408年以降はヘッセン方伯領となった。

1846年の人口調査によれば、ロムロートの人口は 1,100人であった。

行政

議会

ロムロートの市議会は、23議席からなる[2]

市参事会

市参事会は、5人の市会議員と市長からなる。

市長

市長のビルギット・リヒトベルクは、2009年9月27日の選挙で 86.1 % の票を獲得して再選した。

紋章

図柄: 金地に、盾を横断する、銀の目地の黒い壁。中央に胸壁のある塔がある。盾の基部には小さな盾がある。その中は青地で金の爪を持ち、銀と赤が 9回入れ替わる獅子が描かれている。

解説: 黒い胸壁が描かれた金の紋章は貴族一門フォン・ロムロート家に由来する。ヘッセンの獅子は、ヘッセンへの帰属を意味している。

姉妹都市

文化と見所

ロムロート城

建築

  • ロムロート城。城館博物館がある。
  • ロムロートのシナゴーグ。1722年建造。
ロムロート城の中庭 
ロムロートのシナゴーグ 

経済と社会資本

交通

ロムロートは、アウトバーン A5号線のプフェッファーヘーエ・インターチェンジに面している。また、連邦道 B49号線がロムロートを通っている。

ツェル=ロムロート駅は、フォーゲルスベルク鉄道の駅である。

公共機関

ロムロート城内には、ドイツ文化財保護財団の建築オーナー、建築家、工芸修復家のための教育機関である文化財アカデミー[3]がある。

人物

出身者

  • カール・フォレン(1796年 - 1840年)ドイツ=アメリカ学者、著述家

引用

  1. ^ ヘッセン州の自治体別人口
  2. ^ 2011年3月27日の市議会議員選挙結果、ヘッセン州統計局(2012年7月16日 閲覧)
  3. ^ 文化財アカデミー(2012年7月16日 閲覧)

外部リンク




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