ルートヴィヒ6世 (バイエルン公)とは? わかりやすく解説

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ルートヴィヒ6世 (バイエルン公)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 05:38 UTC 版)

ルートヴィヒ2世
Ludwig II.
ブランデンブルク選帝侯
在位 1356年 - 1365年
別号 バイエルン公(6世)
ブランデンブルク辺境伯
在位 バイエルン公1347年 - 1351年
ブランデンブルク辺境伯:1351年 - 1365年

出生 (1328-05-07) 1328年5月7日
教皇領ローマ
死去 (1365-05-17) 1365年5月17日(37歳没)
神聖ローマ帝国
ブランデンブルク辺境伯領ベルリン
埋葬 神聖ローマ帝国
ブランデンブルク辺境伯領ベルリン
配偶者 クネグンダ・カジミェジュヴナ
  インゲボルク・フォン・メクレンブルク=シュヴェリーン
家名 ヴィッテルスバッハ家
父親 神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世
母親 マルガレーテ・フォン・ホラント
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ルートヴィヒ6世(Ludwig VI., 1328年5月7日 - 1365年5月17日)は、14世紀バイエルン公(在位:1347年 - 1351年)、ブランデンブルク辺境伯(ルートヴィヒ2世、在位:1351年 - 1365年)、ブランデンブルク選帝侯(在位:1356年 - 1365年)。父は神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世、母はエノー伯ホラント伯、ゼーラント伯相続人マルガレーテ。異母兄にルートヴィヒ5世シュテファン2世、同母弟にヴィルヘルム1世アルブレヒト1世オットー5世がいる。

生涯

1328年、両親が神聖ローマ皇帝戴冠式に滞在したローマで生まれた[1]1347年に父が没し、1349年、父の遺領を分割、上バイエルンはルートヴィヒ5世、ルートヴィヒ6世、オットー5世が、下バイエルンはシュテファン2世、ヴィルヘルム1世、アルブレヒト1世がそれぞれ共同統治することに決定した。

1351年、弟のオットー5世と共に上バイエルンを兄のルートヴィヒ5世に譲渡、引き換えにブランデンブルク辺境伯を獲得した。1356年カール4世金印勅書で選帝侯の1人に選ばれた。1365年、ベルリンで死去した。

1349年、ポーランド王カジミェシュ3世の娘クネグンダと結婚したが1357年に死別、次いで1360年メクレンブルク=シュヴェリーン公アルブレヒト2世の娘インゲボルクと再婚したが、どちらの結婚でも子供を得られなかったため、弟オットー5世が後を継いだ。しかし、1364年にカール4世との間で、兄弟に子供がない場合はルクセンブルク家にブランデンブルクを譲渡すると決めていたため、ブランデンブルクはヴィッテルスバッハ家から離れることになる[1]

脚注

  1. ^ a b Alois Schütz: Ludwig der Römer. In: Neue Deutsche Biographie (NDB). Band 15, Duncker & Humblot, Berlin 1987, ISBN 3-428-00196-6, S. 385 f. (電子テキスト版).

参考文献

先代
ルートヴィヒ4世
バイエルン公
1347年 - 1349年
ルートヴィヒ5世シュテファン2世ヴィルヘルム1世アルブレヒト1世オットー5世と共同統治
次代
上バイエルンと下バイエルンに分割
先代
バイエルンから分割
上バイエルン公
1349年 - 1351年
ルートヴィヒ5世オットー5世と共同統治(1351年まで)
次代
ルートヴィヒ5世に譲渡
先代
ルートヴィヒ2世
ブランデンブルク辺境伯
1351年 - 1365年
(1356年以後は選帝侯)
次代
オットー7世



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