ルートヴィッヒの星とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 地域・地名 > 天体・星座 > 恒星 > 恒星 > ルートヴィッヒの星の意味・解説 

HD 116798

(ルートヴィッヒの星 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/08 08:15 UTC 版)

ルートヴィッヒの星
Sidus Ludoviciana
仮符号・別名 HD 116798[1]
星座 おおぐま座
視等級 (V) 7.58[1]
発見
発見者 ベネデッド・カステリ
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 13h 24m 51.8439s[1]
赤緯 (Dec, δ) +54° 53′ 50.905″[1]
赤方偏移 -0.000016[1]
視線速度 (Rv) -4.9km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -19.7 ミリ秒/年[1]
赤緯:-4.7ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 8.30ミリ秒[2]
距離 392.96 ± 5.76光年[注 1]
(120.48 ± 1.77パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) 2.175[注 2]
物理的性質
スペクトル分類 A5[1]
色指数 (B-V) 0.29[1]
別名称
別名称
Sidus Ludvicianum, AG +55 886,
BD+55 1602,
SAO 28748[1],
TYC 3850-257-1
Template (ノート ■解説) ■Project

HD 116798は、おおぐま座にある恒星。地球からは北斗七星二重星ミザールアルコルの間に見えるが、8等級の暗い星であり、肉眼では見えない。

概要

1616年に、ガリレオ・ガリレイの友人で助手のベネデット・カステリ英語版が発見した[3]

1722年、ルートヴィヒ大学の数学と神学の教授であったヨハン・ゲオルク・リープクネヒト英語版が新惑星を発見したと勘違いし、17世紀にルートヴィヒ大学を創設したヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ5世を記念して Sidus Ludvicianum[1](ルートヴィッヒの星)と名づけた[3]

脚注

[ヘルプ]

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差〈秒〉)より計算。有効桁小数第3位

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m Result for Sidus Ludvicianum”. SIMBAD. 2015年7月28日閲覧。
  2. ^ TYC===3850 257 1”. The Hipparcos and Tycho Catalogues. 2015年7月28日閲覧。
  3. ^ a b Leos Ondra (2000年). “New View Of Mizar”. 2015年7月29日閲覧。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ルートヴィッヒの星」の関連用語

ルートヴィッヒの星のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ルートヴィッヒの星のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのHD 116798 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS