リンクギア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 14:49 UTC 版)
リンクモーション・バルブギアともいう。2つのエキセントリックが曲線または直線のリンクで接続されているもの。低速では確実に動作する単純な機構である。高速では、ワルシャート式弁装置が高い効率を持つとされる。 スチーブンソン式弁装置 1800年代にもっとも一般的であった弁装置で、一般的には機関車の台枠の内側に設置される。 ウィリアム・T・ジェームズ式弁装置(英語版) (William T. James valve gear) 1832年に開発された、アメリカ合衆国のボルチモア・アンド・オハイオ鉄道で使用されたもの。 アラン式弁装置 直線のリンクを用いた弁装置。タリスリン鉄道 (Talyllyn Railway) で保存されている0-4-0WT"Dolgoch"や頸城鉄道2号形蒸気機関車に用いられている。 グーチ式弁装置 スチーブンソン式とは逆に、カットオフの変更・逆転動作にバルブロッド側を動かすもの
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