リトル・マーサとは? わかりやすく解説

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リトル・マーサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 14:35 UTC 版)

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リトル・マーサ
オールマン・ブラザーズ・バンド楽曲
収録アルバム イート・ア・ピーチ
リリース 1972年2月12日
録音 マイアミクライテリア・スタジオ1971年10月
ジャンル サザン・ロック
時間 2分07秒
レーベル カプリコーン・レコード
作曲者 デュアン・オールマン
プロデュース トム・ダウド
イート・ア・ピーチ 収録曲
Side 1
  1. 時はもう無駄に出来ない
  2. 「レ・ブレル・イン・Aマイナー」
  3. 「メリサ」
Side 2
  1. マウンテン・ジャム
Side 3
  1. 「ワン・ウェイ・アウト」
  2. 「トラブル・ノー・モア」
  3. 「スタンド・バック」
  4. ブルー・スカイ
  5. リトル・マーサ
Side 4
  1. 「マウンテン・ジャム」
ミュージックビデオ
「Little Martha」 - YouTube

リトル・マーサ」(Little Martha)は、オールマン・ブラザーズ・バンド1972年に発表したインストゥルメンタル

概要

デュアン・オールマンが単独で作曲した唯一の楽曲として知られる。デュアンの見た夢を元に本作品は作られた。それはホリデイ・インの部屋にジミ・ヘンドリックス(彼はその時すでに死亡していた)と一緒にいる夢だった。ヘンドリックスは流しに行って水道の蛇口をひねり、出てくる水をフレットボードにして新しく作った曲をデュアンに聞かせる。デュアンは夢から覚めたあとアコースティック・ギターを持ち、ヘンドリックスに教わった曲を再現した[1]

レコーディングは1971年10月、マイアミクライテリア・スタジオで行われた。演奏はデュアンのアコースティック・ギターとディッキー・ベッツのアコースティック・ギターのみ。オリジナルのセッションではベリー・オークリーもベースで参加したが、ベースはレコードから省かれた[2]。ベースの入ったバージョンは1989年6月20日発売のボックスセット『Dreams』に収録されている。

デュアンとベッツはともに同じオープン・チューニングで演奏しているが、「オープンD」とする資料もあれば[1]、「オープンE♭」とする資料もある。

デュアンはレコーディングの数週間後の10月29日、オートバイ事故で死去。翌1972年2月12日発売のアルバム『イート・ア・ピーチ』に収録された。

脚注

  1. ^ a b スコット・フリーマン、菅野彰子訳 『オールマン・ブラザーズ・バンド』 音楽之友社、1997年5月10日、142頁。ISBN 4-276-23498-0 
  2. ^ John Swenson, Dreams, liner notes, pp14.





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