リチャード・レルハンとは? わかりやすく解説

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リチャード・レルハン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 01:41 UTC 版)

リチャード・レルハン(Richard Relhan、1754年1823年3月28日)はイギリス植物学者である。ケンブリッジ大学のキングズ・カレッジのフェローを務めた。著書の"Flora Cantabrigiensis"(「カンタベリーの顕花植物」)などで知られる。

医師で著述家のアントニー・ラルハンの息子としてダブリンに生まれた。ケンブリッジ大学のキングズ・カレッジ、トリニティ・カレッジで学び、1781年にキングズ・カレッジのフェローに選ばれた[1][2]

Plantae Cantabrigienses (「カンタベリーの植物」)を執筆した、教授のトーマス・マーティン(Thomas Martyn)から1783年に、ケンブリッジの植物に関する、資料を譲り受け、1785年に"Flora Cantabrigiensis"(「カンタベリーの顕花植物」)を発表した。いくつかの新種を記載し、ジェームズ・サワベリーによる図版が添付された。1787年、1788年、1793年に補遺を出版し、1802年と1820年に改訂版を執筆し、最終版は大幅に改訂された。1878年に"Heads of Lectures on Botany read in the University of Cambridge"(「ケンブリッジ大学の植物学講義のはじめ」)を執筆した[2]。1787年に王立協会のフェローに選ばれ[3]、1788年にはロンドン・リンネ協会の創立時のフェローに選ばれた。歴史の分野でローマ時代の歴史家、タキトゥスに関する著作がある。

キク科の属名、Relhaniaなどに献名された。

参考文献

  1. ^ "Richard Relhan (RLHN772R)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
  2. ^ a b Lee, Sidney, ed. (1896). "Relhan, Richard" . Dictionary of National Biography (英語). 48. London: Smith, Elder & Co.
  3. ^ List of Fellows of the Royal Society 1660 – 2006, from the Royal Society website, accessed 16 August 2007 [リンク切れ]



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