リチャードソン=ダッシュマンの式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 05:50 UTC 版)
「オーエン・リチャードソン」の記事における「リチャードソン=ダッシュマンの式」の解説
リチャードソン=ダッシュマンの式は金属の熱電子放出(エジソン効果)による電流密度 J (A/m2)が温度の関数であることを示すもので、 J = A T 2 e − W k T {\displaystyle J=AT^{2}e^{-W \over kT}} で与えられる。ここで T は 金属の温度、W は 仕事関数 、k はボルツマン定数である。また、A はリチャードソン定数と呼ばれ、次式で表される。 A = 4 π m k 2 e h 3 = 1.20173 × 10 6 [ A / m 2 K 2 ] {\displaystyle A={4\pi mk^{2}e \over h^{3}}=1.20173\times 10^{6}{[A/m^{2}K^{2}]}} ここで m は電子質量、e は電気素量、 h は プランク定数である。この式はアレニウスの式と同型になっている。
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