ラクセンブルク宮殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:36 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ラクセンブルク宮殿(ドイツ語: Schlösser von Laxenburg)は、オーストリアのラクセンブルクにある離宮や城の集合地。首都ウィーンの南方に位置する。「ラクセンブルク城」とも。
1918年のオーストリア=ハンガリー帝国崩壊に伴って、所有者がオーストリア共和国に移った。1938年1月7日、オーストリア共和国からハプスブルク=ロートリンゲン家に引き渡されることが決定したが、実現する前にオーストリア・ナチスがナチス・ドイツに贈与してしまった[1]。
現在、その広大な敷地は、自然公園として市民の憩いの場となっている[2]。
Altes Schloss
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ブラウアー・ホーフ(Blauer Hof)
オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世とその皇后エリーザベトは、この宮殿で新婚初夜を過ごした。1858年8月21日、皇太子ルドルフがこの宮殿で誕生した[3]。なお、この皇太子誕生に際して、ヨーゼフ・シュトラウスは『ラクセンブルク・ポルカ』を発表した。オーストリアの皇太子はこの宮殿で新婚初夜を過ごすのが慣例で[4]、ルドルフ皇太子とその妃ステファニーもここで新婚初夜を過ごした[4]。
フランツェンブルク(Franzensburg)
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出典
参考文献
- タマラ・グリセール=ペカール『チタ:ハプスブルク家最後の皇妃』関田淳子訳、新書館、1995年5月10日。ISBN 4-403-24038-0。
- 江村洋『フランツ・ヨーゼフ:ハプスブルク「最後」の皇帝』河出書房新社〈河出文庫〉、2013年12月。 ISBN 978-4-309-41266-5。
外部リンク
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