ヨーロッパの迷路園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:16 UTC 版)
ヨーロッパでは古くから修道院の庭などに迷路園が作られた。イングランド王ヘンリー2世は、愛人を迷路園の中の隠れ家に住まわせ、妻のアリエノールから匿ったとされる。しかし、アリエノールは紐を用いて迷路を解き、愛人を毒殺してしまったという。 ルネサンス以降は、宮殿に付属して作られた。フランス王ルイ14世は、1672年、ヴェルサイユ宮殿の庭に迷路園を作った。この迷路園は1775年に解体されている。イギリスではテューダー朝やステュアート朝の時代に盛んに作られた。イギリスのハンプトン・コート宮殿の庭にあるものなど、現在も多くの迷路園が残っている。 アリスの不思議なラビリンス - ディズニーランド・パリ
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