モーエンス・ペデルセンとは? わかりやすく解説

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モーエンス・ペデルセン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 05:44 UTC 版)

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モーエンス・ペデルセン(Mogens Pedersøn, 1585年頃 - 1623年)は、デンマーク作曲家

経歴

クリスチャン4世の宮廷楽団のメンバーであったメルヒオール・ボルヒグレヴィンクの弟子で、1599年にボルヒグレヴィンクがヴェネツィアジョヴァンニ・ガブリエーリのもとに留学するのに随行を許された。1600年にデンマークに戻り、1603年に宮廷楽団の器楽奏者となった。

1605年から再びヴェネツィアに派遣され、さらに4年間ガブリエーリのもとで学んだ。その間の1608年にはマドリガーレを出版している。これは後期ルネサンス様式のポリフォニックな様式によっている。

1609年から再びデンマーク宮廷で活動したが、イングランド王ジェームズ1世アン王妃がクリスチャン4世の姉であった関係で1611年から1614年までイングランド宮廷に滞在している。

1618年にボルヒグレヴィンクが宮廷楽長に任命されると、ペデルセンは副楽長に任命された。1620年ルター派コラール集『魂の牧場(Pratum spirituale)』を出版し、デンマークの教会音楽の発展に大いに貢献した。中には6つの自作も含まれており、バロック音楽の様式を示している。

文献

  • John Bergsagl, "Pedersøn, Mogens" New Grove Music Dictionary of Music and Musicians
  • Julie Anne Sadie (ed), Companion to Baroque Music, University of California Press, First Paperback printing 1998. ISBN 0-520-21414-5.

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